卵巣嚢腫をピルで治療する時とは?

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ここでは、「卵巣嚢腫をピルで治療する時」
についてお話します。

 

卵巣嚢腫の治療は
手術での切除だけではありません。

 

種類によってはピルを
使って治療をする場合があります。

 

今回はピルを使って
卵巣嚢腫を治療する
場合についてご紹介します。

 

ピルにはどのような役割があるのか?

 

・ピルの作用

 

卵巣ではエストロゲンと
プロゲステロンという
女性ホルモンが作られています。

 

ピルは本来卵巣で作られる
これらの女性ホルモンを含んだ薬剤で、

 

ピルを飲むことによって体の中の
ホルモンバランスを妊娠している

 

時に似た状態にして
排卵を抑制する作用があります。

 

ピルには妊娠が成立した時に
分泌される女性ホルモンの

 

20分の1程度の量の
ホルモンが含まれており、
妊娠している状態に近くなります。

 

排卵をしなくなるという作用の他に、
受精卵の着床の抑制や
子宮内に精子が入るのを防ぐ作用もあり、

 

これらの作用が避妊につながるため、
避妊のためにピルを内服する人もいます。

 

また、生理痛や月経過多、
月経不順や貧血の改善などの

 

治療のためにピルを処方する
場合もあります。

 

ピルの内服によって
ホルモンバランスが変化するので
ニキビや多毛症の改善にもつながります。

 

さらに長期間の服用によっては
良性の乳房疾患の減少や

 

子宮体癌や卵巣嚢腫、
子宮外妊娠のリスク低下も
期待できます。

 

・ピルの副作用

 

ピルにはホルモン成分が含まれており、
人によっては副作用を
示すことがあります。

 

飲み始めの頃には
つわりのような軽度の吐き気や

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乳房の張り、不正出血が
見られることがあります。

 

種類によってはニキビが
増える場合もあります。

 

また、

 

35歳以上で1日15本以上喫煙をする人、

 

乳癌、子宮体癌、子宮頸癌、
子宮筋腫の人または疑いのある人、

 

脳・心疾患のある人、

 

肝機能障害がある人

 

など、ピルを飲んでは
いけない場合もあります。

 

卵巣嚢腫の治療にピルを使う場合とは

 

ピルを使うのは卵巣嚢腫の中でも
チョコレート嚢腫という
タイプの場合です。

 

チョコレート嚢腫は卵巣に
子宮内膜症が起きている状態の
卵巣嚢腫です。

 

チョコレート嚢腫は放置すると
どんどん大きくなり、

 

茎捻転を起こしやすくなるため、
手術での切除が必要になります。

 

しかし、手術で切除しても
チョコレート嚢腫は約30%が再発すると
言われています。

 

チョコレート嚢腫の再発予防のためには
女性ホルモンの調節が必要になります。

 

妊娠の希望がない場合には、
再発予防のために
ピルが処方されることがあります。

 

ピルを使うと卵巣は
休むことができますので
卵巣嚢腫の再発リスクが低くなります。

 

ピルは薬局では購入できず、
医師の処方箋が必要になります。

 

卵巣嚢腫の手術後に妊娠の
希望がない場合には

 

医師に相談してピルを
処方してもらうとよいでしょう。

 

このように、ピルには
女性ホルモンを調節する作用があるため
卵巣の働きを抑えることができます。

 

チョコレート嚢腫の手術後に
処方されることがありますが、

 

ピルにも副作用が出現する可能性があるため
体の不調がないかどうか経過に注意しましょう。

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